ひきこもり体験発表
私は学校時代に不登校やひきこもりを経験し、現在はフリーターをしております。
そんな私はたまに、ひきこもりの子供を抱える家族の会合に出入りしています。
毎月1回例会を開き、精神科医やカウンセラーなどの専門家に講演してもらっていますが、時折、ひきこもり経験者が講演することがあります。
その際に私も講師として呼ばれ、親御さんたちの前で、「どうして学校や会社に行けなくなってしまったのか」「家で閉じこもっている時は、どんなことを考えていたのか」「外へ出られるようになってからは、どんな社会参加を試みたか」といった、自分自身の体験談を1時間ほど語りました。
その後家族からの質疑応答を受けて、2時間程度の拘束で5,000円ほどの謝礼をもらいました。
自分自身の無業・無職の体験をちょっと人前で語るだけでお金になったわけです。ひきこもりの親の会や支援団体は全国あちこちにあるので、世話役さんと知り合いになれば、講演の機会は簡単に回ってきます。
体験発表は、非常に楽なアルバイトでした。
