パニーカードのエラーチェック仕事。
今はどんな仕組みか知りませんが、ひと昔前、パチンコ屋さんではプリペイドカード「パニーカード」が利用されていました。ただ、このカードは、電車の切符などと同じように磁気のカードだったのですが、外国人が偽造してしまうため、ときどきニュースでも報じられていました。
私は特に仕事内容を聞かされずに「美味しいバイトだよ」の言葉に惹かれて出かけました。都心の綺麗なビルの中に入って、重厚なドアを開けると、そこには半分スケルトン状態のパチンコ台が並んでいました。
私たち4名の仕事は、パチンコ台の前に座り、パチンコ台の横にある穴からカードを差し込んで、パチンコ台の下に設置されている電光掲示板に「エラー」表示が出たら手を挙げて係りの人を呼ぶ、というものでした。
その仕事は2日目で、初日から働いている2人の女性が「肩が、腕が痛い!」と悲鳴をあげたため、私たち2人がついかされたとのことでした。
しかし、やってみると至って簡単な上に全く腕や肩が痛くなるものではなく、さらに前日に弱音を吐いていた2人も「2日目だからか、体が慣れた」ととても手際良くなっていました。
「エラー」にだけ気をつければよい仕事だったので、4人でパチンコ台を囲み和気藹々とおしゃべりしながら手を動かし、あっという間に仕事が完了しました。「思ったより早くて助かった」と、バイト代はそのままに途中で帰宅させてもらい、4人で豪華なランチに出かけました。楽しい思い出でした。
ジョブリンクワーク